生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本の話
生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本の話
孫が叔父や叔母と争った事例
孫が叔父や叔母と争った事例
親の介護について兄弟姉妹間でもめることがありますが、ときに、その兄弟姉妹の子どもが紛争に巻き込まれることがあります。以下ではそんな事例を紹介します。 “孫が叔父や叔母と争った事例” の続きを読む
高級介護ベッドの購入で紛糾したケース
高級介護ベッドの購入で紛糾したケース
この事例の健一も渋々介護を担っていることもあり、考え方の違う英輔の言葉が非難のように受け取られ、柔軟に考えることができなくなっています。
ポイント2
過去の養育が介護に影響する
相続の際、被相続人である親にどれだけお金をかけてもらったかで争うことがあります。例えば、長男は留学をさせてもらい、結婚の際、お祝い金もたくさんもらった。一方、弟である二男は公立の高校を出ただけで、結婚もまだしていないという場合に、「お兄ちゃんは散々お金をかけてもらったんだから、相続は自分が多めにもらいたい」などといった主張です。
多くの場合、親がえこひいきした結果ではなく、それぞれの子どもの生き方の違いだったりするのですが、当事者にとっては、金銭的な差異が気になり、不平等な気がしてしまうのです。
今回は、まだ相続には至っていませんが、介護も同様に「親にこれだけしてもらった」という感覚が介護に対する姿勢に影響を及ぼしています。誰しも、「たくさんやってもらった」という感覚があってはじめて、前向きに介護に取り組めるのではないでしょうか。
ポイント3
生活状況・経済状況の差が紛争を大きくする
介護や相続に限らず兄弟姉妹間では常に互いの経済状況に対する妬みや羨ましさが存在します。
幼少の頃は同じ親のもとで育ち、同じ経済状況の中生活をしているわけですが、その後、どんな仕事に就くのか、誰と結婚するのか、そういったことで大きく家庭環境や経済状況が変わってきます。
そのため、親族で食事会をするときも、少し高級なところを予約すると「あなたのところはお金に余裕があっていいわね」という嫌みを招くことになったり、経済的に恵まれているきょうだいに合わせるのが大変だったりということがあります。
今回の事例でも、長男と三男の経済状況を比べてみると、独り身の三男は自由になるお金が長男に比べて多いと言えます。そうした日常生活における金銭感覚の差が介護の場面で顔を出すことがあります。
施設入所で孫が争ったケース
施設入所で孫が争ったケース
4人の兄弟姉妹がいても長女に負担が集中した事例
4人の兄弟姉妹がいても長女に負担が集中した事例
大阪に住む中村家では、母親の晴美が高齢となり、日常生活のサポートが必要になった。晴美の夫は10年以上前に他界しており、晴美はずっと独居で頑張ってきたが、さすがに90歳を超えると、何かと忘れっぽくなり、日常生活に必要な最低限の動きも困難になってきたのだ。
法務省主催ADRの日オンラインフォーラムに登壇
法務省主催ADRの日オンラインフォーラムに登壇
代表小泉が法務省主催ADRの日オンラインフォーラム(2023.12.1)に登壇いたしました。
【フォーラムの概要】
本年10月に実施したADR・ODR推進フォーラムの結果も踏まえ、ADR事業者と相談機関との連携の在り方、連携を強化するための方策についての意見交換等を行い、参加者間におけるADR事業者と相談機関との連携の重要性等についての認識を共有するとともに、連携強化のための一層効果的な取組につなげることを目的として開催されました。
事務所移転のお知らせ
事務所移転のお知らせ
家族のためのADRセンターは令和5年11月1日より以下の住所に移転しております。移転により、JRからのアクセスが良好になりました。是非、ご相談の際はお寄りください。
住所
港区西新橋1丁目21-8 弁護士ビル402
アクセス
東京メトロ銀座線 / 虎ノ門駅 徒歩約5分
都営三田線 / 内幸町駅 徒歩約4分
東京メトロ千代田線 / 霞ケ関駅 徒歩約7分
JR山手線 / 新橋駅 徒歩約7分
東京メトロ日比谷線 / 虎ノ門ヒルズ駅 徒歩約3分
専門家向けADRセミナーを開催致しました
専門家向けADRセミナーを開催致しました
法務省審査監督課補佐官をお迎えし、専門家向けADRセミナーを開催いたしました(2019,11,29)。行政職員の方をはじめ、多くの専門家の皆様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
「仲裁とADR №14」に掲載されました
「仲裁とADR №14」に掲載されました
「仲裁とADR №14」に当センターの活動報告を掲載していただきました。